モロッコ、スペイン、ロシアへ行ってきました。

今年４月後半、東京から愛知県への引っ越しを終えてすぐに夫が応募したモロッコのアーティスト・イン・レジデンスへ向かうためにパリ行の飛行機に乗りました。パリには友達がいるので彼女たちに会ってから、ベルギーの友達のもとへバスで移動。そのあとベルギーからモロッコのフェズへ飛びました。

パリからベルギーへ

ブリュッセルの友人宅にて。

ベルギーからフェズへ

フェズのサイス空港に到着

モロッコではDar SlimaneというAIR(アーティスト・イン・レジデンス)に5、６月と２か月間滞在。その間、スペインやモロッコの各地へ旅をしました。もちろん、作品はきちんと作ってきました。私は新作の短いアニメーション作品の撮影をしました。（今年中には素晴らしい音楽がついて完成予定です。またご案内します。）

私の制作スペースを整え中

レジデンスの門の前にある大きなユーカリの木

庭に水を撒くモロッコ人の陶芸アーティストHosein

皆で羊と山羊の散歩

オリーブの木の間に干す洗濯物。１時間位で乾きます。

共有スペースの庭。ここで毎朝の朝食を食べていました。

外で描く水彩画。瞬時に乾きます。

レジデンスの屋上からの眺め

７月頭に帰ってきてしばらく東京に滞在し、８月に西荻窪のFACE TO FACEにてメゾチントワークショップと村瀬都思、林明日美２人展を開催しました。
このとき私はモロッコで描きためた水彩画を展示。

8月14日より一週間ほど、ロシアのエカテリンブルグで開催されているメゾチントフェスティバルに行ってきました。あらゆる国のメゾチントを制作するアーティストと会うことができ、主催者の皆さんも本当に素晴らしい方ばかりで参加してとても良かったと思っています。パーティーやイヴェント、皆と話ができる場と時間もたくさんあって本当に楽しかった。。また２年後のフェスティバルにはぜひ行きたい。

メゾチントフェスティバルの会場の一つ。

日本からの作家千川裕子さんと畠中あやさん、友達のチェコの作家のMiroslav

ホテルからの眺め。主催者側がホテルも用意してくれていました。きれいなホテルでした。

私のボランティアを務めてくれたかわいい彼女たち。DashaとMary

憧れのノルウェーの作家アーリング・ヴァルティルソンさんと。

これからの展覧会の予定は今のところ来年３月までありませんが、その間新作のアニメーションや版画制作など制作に専念する予定です。幸運なことに素晴らしいご縁で少し大きなプレス機を譲っていただけることになり、今の新しい住まいでも版画制作が可能になります。何か展覧会の予定が入りましたら、またご案内いたします！