フィンランドにて制作中 Ⅲ


Mustarinda隣の森にて。stillwater.

本日11月25日。帰国まであと3日となりました。
昨日はオープンスタジオで、前日は一日アトリエを整えたり、イメトレをしていました。。何から説明したら1番わかりやすいか、どういう流れで説明しようか考えて、それを英語で説明するにはどう言えばいいか、、などいろいろ考えていたらあっという間に一日が過ぎていきました。
当日は、緊張はいつも通りしましたが何とか説明はでき、昨年よりもそして先月よりも幾分かましになった気がします。他の皆のプレゼンも面白くて、皆違うタイプの作品。空間や場所、時間などにも話が広がり、なかなかに面白い時間でした。自分の脳みその中の思考が広がった気がします。
夜は私にとって最後のサウナで、楽しみました。外には雪が少し積もっていたので、最後だからと裸で寝っ転がってみました。冷たいというか痛くて、10秒と我慢できなかったのですが、二回目は少し慣れて大丈夫になるよと言われたのでもう一回試しましたが、実際やはりかなり冷たくて10秒持ったかどうか、、。良い体験でした。  




自分の作品について最近感じることですが、版画という表現方法の自分の中のポジションが変わってきました。ポジションが変わったというか、なんと言ったらよいのか。
色々な方法で制作をしていると、イメージの広がり方も自由になって、作りたい作品が増える、そしてそれらのイメージを自分の中でそれぞれの表現方法に振り分けたり、自然に振り分けられたりしていく。
そんな現象が最近自分の中で起こっています。以前までは、まずは版画で作るイメージが頭に浮かんで、その一つのイメージに向かってひたすら版を作っていくという作業でしたが、今はそうではないです。

Msutarindaの隣の森にて

paljakkaの森のハイキングにて
 

先日は、先月も行ったPaljakkaの森にハイキングに行きました。前回行った時から1か月程経っていたので森の様子も変化していて、湖が凍っていたり、木々が完全に霜に覆われていたり、、白い世界でした。とても美しかった。

baked apple. とても美味しかった。




ハイキングの前日に作ったシナモンロール(korvapuusti)。60×30cm位に生地を伸ばして、上にシナモンや砂糖を塗ってくるくると巻いて台形になるように切り分けます。なぜ台形に切るのかが始めはわからなかったのですが、トレーに乗せて形成するときに分かりました!焼き上がりの写真のように、くるくると巻いた切り口が見えるようになるのですね。シナモンロールの専門店が日本にはあると言ったら、フィンランドにはないとのこと。日本にはなんだか専門店が多いなと思いました。細かいところにフォーカスしていってしまう癖なのかな。

本日日曜日。夜は大きなオーブンで皆でピザを焼く予定。
今朝の外の気温は-10℃くらい。これから3日間は-12℃の日もあると天気予報が言っていました。私が帰る日が一番冷え込む模様。
今まだ昼の12時半ですが、すでに外は夕日の様。今日の日没時間は14時半頃なので当たり前か、、。

from my studio

 

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