しかしなかなかの使い心地。でもそろそろきちんと設置しなくては。
先週金曜日、森美術館で開催していたLOVE展を終了二日前に見てきました。
とにかく展示数 が多くかなり疲れましたが、テーマが大きいだけあってたてよこ幅広く、浮世絵から初音ミクまでと次々と色んな作品が目に飛び込んできて刺激的でした。
草間弥生の部屋はすごかった。六本木の夜景とガラスに映りこんだ作品が合わさって異様な空間でした。今までの赤白、黄色と白の立体からまた進化していました。
それから本日、写真美術館で開催中の岩合光昭写真展「ネコとライオン」と、銀座の教文館9Fで開催している藤城清治の展覧会を見て来ました。
岩合さんの動物写真を見ると、客観的に見ている、という感じが全然しない。撮っている本人がきっと動物の世界にすっと入り込んでしまって撮っているからなんだろうな。。
藤城清治さんの作品は、何度も印刷物では目にしていたけど実物を見たのは初めてだった。展覧会自体は満足しきれない部分もあったけれど、作品そのものはすばらしかった。
藤城さんにしか出来ない。頭の中はどうなっているんだろう、自分が絵を描くときは光なんてあんまり意識してないけれど、まずは光というものが前提にあってから絵が浮かぶのかなぁ。動物の動き、かわいらしさ、純粋でファンタジックだけど、どこかちょっと怖い感じもする。それは影絵という技法のせいなのか、作者の中にあるものがにじみ出ているのか、どっちなんだろう。